spoon+
1st Album『birth』
テクノポップ、エレポップ、デジロックなど、多岐にわたるジャンルの有名アーティストに支持の高いPOP UNIT 『spoon+(スプーン)』の初となるフルアルバム。
tonika×J-WAVE SPIDER SOUNDSのイメージソングコンテスト入賞曲『←Left Right→』を含む、HIT曲満載の全11曲に加えてWEBダウンロードによるPV&LIVEムービー、ARによるサービストラックプレゼントなど、豪華な内容。
【収録曲】
1:99’s climax
2:MOVIESTAR
3:←Left Right→
4:カメレオン
5:やめました。
6:世界のおしまいには泡ブロでキスをしよう
7:はじめまして さようなら
8:secret skirt
9:sugar・glitter
10:発熱
11:ジェニスラック
M10.発熱 / 編曲 hoshinega☆;
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「あー、こんな子と付き合ったら大変そうだなぁ」と思うような女の子に限って魅力的だ。
spoon+のファースト・アルバム「birth」はどこを切っても、作詞作曲とヴォーカルを担当するacoの世界。
気まぐれで、わがままで、でも芯が強くて。
spoon+に「自分たちがどんな音楽をしてると周囲に説明してるの?」と聞くと、「ポップス」とだけ答える。
基本的にエレクトロなサウンドだけれど、本人たちの言う通りたしかにどの楽曲も理屈抜きにポップだ。
でも聴きこむと、ロックだったりファンキーだったりジャジーだったりソウルフルだったりするサウンドの向こうに、acoの世界観が深くまで広がっている。
それはちょっとドリーミーで、けっこう感動的だ。
スプーンひとさじにおさまりきらない感情の音楽を「birth」でどうぞ。
宗像明将(音楽評論家)
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